イラン追加制裁議論へ 安保理
【ニューヨーク時事】国連安保理がイランの核開発問題をめぐり、年明けにも追加制裁の協議に着手する可能性が強まってきた。オバマ米政権が定めた年内の交渉期限を念頭に、米英仏の国連大使が「時間切れ」が近づいていることを強調、核兵器開発疑惑の解消に速やかに応じるようイランに強く求めた。 フランスのアロー国連大使は10日の安保理会合で、「われわれは転換点にある。イランが対話を拒否し続けるなら、新たな制裁決議に進まなければならない」と述べ、イランの対応次第で強硬路線に踏み出す姿勢を鮮明にした。 米英両国も「忍耐は限界を超えつつある」(グラント英大使)、「残り時間はわずかだ」(ライス米大使)とイランに迫った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000116-jij-int