すぐきに感謝 樽みこし担ぎ練り歩き 上賀茂神社で奉納祭(京都新聞)
京都市北区の上賀茂神社で29日、旬のすぐきを神に供える奉納祭が営まれた。地元農家の人たちが、白木を組んで新調した手作りみこしに「すぐき樽(だる)」を乗せて練り歩き、この冬も無事収穫できた感謝の思いをささげた。 すぐき生産は約300年前に上賀茂神社の境内で種が見つかったのが始まりとされ、周辺の農家が代々、独特の酸味が特徴の「すぐき漬け」を作り続けている。奉納祭は市農協上賀茂支部が末永い豊作への願いを込め、昨年に続いて催した。 農家の人たち約30人が一の鳥居から本殿まで、紅白の縄で樽を結びつけた三基のみこしを担ぎ歩き、すぐき漬け約50キロを奉納した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091229-00000030-kyt-l26