三井住友FG、アジア戦略加速 中国、インドなどで業容拡大狙う
三井住友フィナンシャルグループ(FG)の北山禎介社長は28日、産経新聞の取材に応じ、今後3年間をめどに収益に占める海外部門の割合を現行の15%程度から25~30%に引き上げる方針を明らかにした。海外部門は現状で欧州、米国、アジアの各地域でそれぞれ約3分の1ずつを稼いでいるが、今後は成長地域とみるアジア戦略の強化を進め、比重を高めていく。 三井住友FGは現在、アジア・オセアニア▽米国▽ヨーロッパ・アフリカ・中東-の3つのエリアに、計35拠点を置いている。アジアでは中国、シンガポールなどを中心に現地法人や支店を設け、取引を拡大してきた。出資先や提携先を模索し、さらに1~2カ国に新規に進出する考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091229-00000500-san-bus_all