円、89円台後半〔ロンドン外為〕(7日)
【ロンドン時事】週明け7日のロンドン外国為替市場の円相場は、前週末からの円売り・ドル買いが一巡後、ドルの戻り売りなどに押され、1ドル=89円台後半での取引となっている。午後4時現在は同89円60~70銭と、前週末午後4時(89円90銭~90円00銭)比30銭の円高・ドル安。 前週末の米雇用統計の大幅改善を受けた円売り・ドル買いが一巡。当市場に入ると、手掛かり材料に乏しい中、90円台前半に並んでいた日本の輸出企業のドル売りにじりじり押される展開となった。 ある邦銀関係者は、「先週の米雇用統計があまりに驚きだったので急激に円売り・ドル買いが進んだが、基本的にはドル安基調は変わってない」と指摘する。別の関係者も、「上値の重さを見て再びドル売りが優勢となる」としており、目先88円程度までの揺れ戻しを予測する向きも少なくない。 ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.4825~4835ドル(前週末午後4時は1.4885~4895ドル)。対円では同132円90銭~133円00銭(133円85~95銭)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00000009-jij-brf